直角は、３：４：５の三角形で出すとよく言いますが、なぜ３：４：５かと言うと、次の式からになります。
Ａ²＋Ｂ²＝Ｃ²　(縦²＋横²＝斜め²)
この式を応用すると、３：４：５にこだわらず、任意の数字で直角を出す事が出来ます。
２乗した数字を元の数字に戻す時は√を使いますが、電卓で出るので簡単です(*^^*)

今回は、犬走りから直角を出します。
スケールにコースレッドをくくりつけると、一人でも出来るので便利です。

起点の所にコースレッドを打ち付けます。
赤いドライバーは目印に差し込んだだけです。

大体直角になってると思う所に来て、スケールにコースレッドをあてがい円を描きます
今回は３ｍで印を付けています。

起点から横なりに測って印を付けました。
横なりは２ｍです。

２ｍの所から最初に測った３ｍの円の方にスケールを持って行きます。

さて２ｍの所から何メートルを測るかと言いますと
（縦×縦)＋(横×横)＝（斜め×斜め）になります。
今回は（縦３ｍ　横２ｍ）ですから
(３×３)＋(２×２)＝１３になります。
電卓に１３と数字を入れてから√ボタンを押すと３．６０５５５１２７５とでます。
３ｍ６０cm５mmのスケールの目盛りと最初にひいた３ｍの円の交わる所が、直角の線上です。

Ｇちゃんの村では広場で運動会をします。 写真のような巻き尺で測ってトラックのラインを書きます。
最初の直角を出す時は上と同じ方法でします。 何メートルになっても計算方法は同じ。もちろん√つき電卓を持って行きます。

次の方法は、２等辺三角形を書いて、直角を出す方法です。
左の図面のように、２等辺三角形を書いても直角が出せます。
測る場所により、いろいろと出し方も変えています。

こんな方法もしてます。 曲尺を置き糸を持っていきます。

真上から赤糸と曲尺を見てＯＫ！
でも後で必ずスケールで測り直します。
直角は水平に比べて、誤差が大きく難しいですね。 納得いくまで測り直しています(*^^*)

次のページに行く