GちゃんDIY奮闘記

Diy workshop 製造所G

ハイゼット改造

ハイゼットハザードスイッチ移植の仕方

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近頃の交通事情を考えるとハザードスイッチが使いやすい所に付いていた方が良いですね。
この度、ジャンボで使っていたスイッチを、知人の車に移植しました。
ハザードを移植する場合いろいろとやり方がありますが、ハザードの仕組みは複雑なので、 ハザードスイッチを購入してする方が簡単にまた確実に出来ます。写真は、移植前です。

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ジャンボの時のスイッチです。
スイッチしか購入出来なかったので線をハンダゴテで取り付けましたが、スクラップ屋さんでコネクターごと買った方が安くて簡単です。
ちなみに新品価格は、3,000円ぐらいだったと思います。

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絶縁のため、ホットボンドで固めます。
ホットボンドは、絶縁にもなりますし、取付の補強にもなりますのでお勧めです。

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まずハンドルを外します。ハンドルの外し方は、
アクティハンドル交換の仕方を参考にして下さい。
次にハザードスイッチを上側に引き抜きます。その後、黄色の丸印の所にあるビスを外します。 下側のカバーは簡単に外せますが、上側は、チョットひねりながら外します。

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黄色の矢印のビスを外せば、スイッチが抜けます。 コネクターを外していますが、そのままでも抜けます。

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通電チェックする時は、写真のようなペン型のテスターが便利です。 ハザードスイッチ関係は、両サイドのスイッチ2個のカプラー内に電気が来ています。
白丸は、ハザードスイッチで動く所です。 必ず、上に上げた状態でチェックします。

ハザードの仕組みですが、下記のような流れになります。
+の電源 → ハザードリレー → スイッチ → ウインカー
電気の流れは、スイッチの+電源から、運転席シート下のエンジンルームにあるハザードリレーに行き、 それからスイッチに戻ってきています。 この流れを覚えておく事が、重要と思います。

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右側のスイッチのカプラーですが、黄色の矢印がウインカーに行くみどり線です。
赤い矢印の橙色と黄色の線が、リレーから来ているハザード信号線です。
写真では見にくいですが、左側ウインカー線の横の、橙色の線です。

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左のスイッチ側の線は、2本使います。
黄色の矢印は、常時+の電気が流れていて、電源をとる線です。
赤い矢印の線は、ハザードリレーに行く線ですが、エンジンキーをONにしたときだけ電気が流れます。
この線は、途中で切断して
AとBに分けて使います。

線を切るのは、ハザードリレーに行く線だけで、それ以外の線は途中に繋ぎます

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左の図は、ハザードスイッチのONとOFFの図です。
1本の線は、ウインカーを作動させるため、ハザードリレーに電気を送ります。
ハザードスイッチをONにした時は、ハザード信号線からウインカーに電気を流すようになっています。
下が配線図です。

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スイッチを差し込んでつないでいる所です。矢印のテープの巻いてある線に、スイッチのBの線をつなぎます。 ハザード信号線とウインカーに行く線は、それぞれの線の途中に繋ぎます。

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ハザードスイッチの灯りの線ですが、青矢印の黄色の少し太い線です。
線の途中に繋いで電気を取ります。ライトスイッチをオンにした時だけ電気が流れます。
スイッチ側のもう片方の線は、ボディにアースします。この配線をしなかったら、夜どこにハザードスイッチがあるのかわかりません。

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4WDのスイッチは、右下に延長して付けました。
型どおりに、カッターナイフで切って穴を開けます。

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外したとおりに、カバーを付けて完成です。
エンジンキーをONにした時、ウインカーがつきハザードも入ります。
エンジンキーをOFFにした時は、ハザードだけスイッチが入ります。
オーナーさんも喜んで頂けました(*^^*)

旧スイッチを付けて作動してもショートしませんが、2個も必要ないので、私は外してテープで蓋をしました。 参考にされる時は、くれぐれもテスターで通電を確認して、理解した上、 各自の責任に置いてしていただきますようお願いします。

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