生コンクリートの価格
生コン価格っていくら!
DIYで使う生コンの価格は、1m3が1万円を切る地域から2万円以上する所もあります。
お近くの生コン工場にお問い合わせいただくのが一番ですが、それではこのページを見ていただく価値がないので、下記に説明します。
生コンの料金は?
生コンの料金は、下記のように生コン代と付帯料金が付きます。
(1m3の定価 × 数量)+付帯料金 = 配達生コンクリート価格
(例)15,000円のコンクリートを、1.25m3配達してもらう時
15,000円 × 1.25m3 + 2,000円 = 20,750円
付帯料金とは?
付帯料金は、地域・生コン工場により、項目も金額も様々です。
ミキサ車空隙割り増し料 小口割増料 | 積荷が少ない時にかかります。 |
山間地域割り増し料 遠距離配達割り増し料 | 配達地域が遠くで運搬時間が長くかかる時にかかります。 |
小型車指定料金 中型車指定料金 | 大型車が運搬できない所に運ぶ時かかります。 |
プラント引き渡し割り引き | プラント引き取りの場合は、上記割り増しがかからず割り引きもあります。 |
定価の付け方
生コンの定価は、大抵の所は下記のように計算していると思います。
{セメント量×(セメント単価+混和剤単価)}+ベース金額=生コン定価
(例)(300kg×16.75円)+10,000=15,025円≒15,100円
セメント量・・・1m3に使うセメントの量
セメント単価・・・・・1kgのセメント仕入単価
混和剤単価・・・セメント1kgに使う混和剤単価 混和剤とは?
ベース金額・・・・・骨材費、配達経費、練り手間、その他経費
1.購入するセメント及び骨材の価格が大幅に変わるため。
2.ベース金額の経費の見方でも大きく変わります。
3.競争相手が有る地域では、叩き合いになり価格が安くなります。
競争相手がいない地区は、価格が高くなります。・・・何でもそうですが。
4.役所の積算価格によっても変動があります。
全国的な積算価格に関する参考ページはこちらを見て下さい。
配合による違い
生コンクリートの買い方にも書いていますが、以下の通りです。
1.セメント量の多い高配合の生コンほど高くなります。
2.骨材20mmの生コンの方が40mmの生コンより高くなります。
3.ジャミコン(15mm)など、骨材が小さいほど高くなります。
4.強度が早く出る早強コンクリートは、高くなります。
5.スランプが大きいほど高くなります。
6.詳しくは生コンクリートの買い方を参考にして下さい。
参考価格表
各地の価格表を捜してみました。(順不同です。)2016/05/19現在
東京地区生コンクリート 市況
大阪広域生コンクリート協同組合
名古屋生コンクリート協同組合
金沢地区生コンクリート協同組合
広島県東部生コンクリート協同組合
湘南生コンクリート協同組合
新潟生コンクリート協同組合
大津生コンクリート協同組合
諏訪生コン協同組合
高知生コンクリート協同組合連合会
静岡県東部生コンクリート販売協同組合
横須賀地区生コンクリート協同組合
豊岡生コンクリート協同組合
価格のまとめ
各地区により、定価及び付帯金額が違います。
生コンの価格を早く知ろうと思えば、お近くの生コン工場にお尋ねされることが一番と思います(*^^*)