呑喜工房, 江戸指物 

サイクロン集塵機の作り方

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これ中野さんが作られたサイクロン集塵機です。今までとはちょっと違う作り方を紹介していただきました。 材料は全てホームセンターに売っているので安く作れますよ。(*^^*)

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サイクロン部分はカラーコーンを使います。白い容器はアサヒペンの多用途ペール缶です。
コーンの先を切って、ペール缶と蓋は画像のように穴を開けます。左が上用で右が下用です。

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上蓋部分です。左は蓋の負圧変形防止の為の補強板です。下の半円のくり抜きは点検窓ですが、無い方が簡単に作れます。

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組み合わせるとこのようになります。左のエルボーパイプがゴミ吸込口です。
普通は側面に接続しますが、中野さんが新しく考えられました。この方が簡単に作れますね。

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上から見るとこのようになります。

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接着剤をつけて、補強板と蓋を止めます。

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ちなみに圧着はこのようにして行います。

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水道部品も接着剤で止めます。

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補強にビス止めします。点検窓の補強は、アルミアングルを当て、裏からビス止めします。

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ゴミ吸入口は、渦を斜め下向きの渦流にしたくて45度にカットされました。 45度のゴミ吸入口、下向きに流れますので分離効率が非常に良く、 掃除機の紙フィルターの目詰まりは、側面に付けるより大幅に改善されてます。(*^^*)

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カラーコーンは多用途ペール缶に差し込みます。

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頭を適当な位置で切り飛ばします。

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多用途ペールは安く付きますが、圧力には弱いのでつよめ輪を入れられました。

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ホースを差し込んで完成です。

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吸引テストです。

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95%以上のものが残り、非常に効率が良いです。

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これは以前に作られた集塵機です。

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これもそうです。

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しかし今度のものが安く作れて、集塵効率も非常に良いそうです。中野さん一番のおすすめ集塵機です。 黄色の丸印をご覧下さい。中野さん安全弁を考えられましたが、吸口をギザギザにすることで口が塞がらなくなり、安全弁は必要ないそうです。

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左の図は集塵効率が一番良いというサイクロンの図面です。 文献「「化学機械の理論と計算」431頁に載っていると教えていただきました。 しかし中野さん、DIYで使うサイクロン集塵機は、ホームセンターの安い材料で作っても十分な物が作れるそうです。
やっぱり安く出来て、性能の良いのが一番ですね(*^^*)

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