スツールの作り方
スツールですが、木の模様が出て綺麗ですね。 一枚物の座板に見えますが、三枚の板で作ってあります。
3枚の板をこのように圧着します。
これは座板を削る治具です。
このように圧着した板をセットします
ルーターで縦削りします。
中野さん削っているところです。
裏面はこのようにセットします。
ホゾ穴を開けるところは、面削りでホゾ穴の縁が欠けないよう座板3枚を接着前に埋め木し養生されてます。 両サイドの板は、削り台にセットする時の水平測定ピースです。
このように削って行きます。
裏側も綺麗になりました。
脚はビスケットジョイナーで繋ぎます。 黄色の印はシールで、削って調整した時に張ります。 右と左の部品が混ざらないためです。
クランプで圧着します。
圧着したあとです。
ルーターで削っていきます。
次はノコで切ります。
切ったものをホゾ穴に当てて確認します。緑のシールが見えますが、左右わかるようにします。
脚から外した三角の部品は圧着時に締め付け面が斜面なので、クランプの滑り止め用の治具です。
最後はノミで微調整します。
組み立て前です。
座板に差し込んだところです。
あとはオイル仕上げをして 完成!
上の画像と違いますが、同じ模様の板を使うと一枚ものに見えます。 中野さんは最初に座板の曲面は転び鉋で削っておられましたが、ブビンガ等の非常に堅い木は削りにくいので、ルーターを使われるようになりました。 この方が作業が楽とのことです。
同じ大きさのものですが、使う材料によって違いますね。
作られたのは二脚だけじゃ無いですよ(*^^*)