呑喜工房, 江戸指物 

馬と幌馬車つくり方

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この幌馬車は、中野さんの作品の中でも一番制作時間をかけておられます。また手本がないので、試行錯誤の連続の作品でした。

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馬車と馬の大きさを決めるように、参考資料等に寸法を入れて考えれました。

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馬の動き方を忠実にするため、骨格図を参考に足や首の動き方を考えておられます。

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最初に作られた足の模型です。空中ではとてもリアルな足運びで良かったのですが、実際には歩けないので。残念ながらこれはボツにされました。

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最初は、外部モーターにより馬を動かそうとされました。

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上から見たところです。

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胴体をつけたところです。しかしこの方法では、馬の幅が大きくなりすぎるので作りかえられました。

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新たに考えられたのがこの方法!。モーター内蔵式です。

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馬の胴体に、このように収まります。

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首と足の配置は、この通りです

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組み上げるとこの通りです。

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上かと下からの画像です。

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歩行テストの様子です。

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廊下を走らせているところです。板の上ではちょっと滑りすぎてうまく動かないそうです。

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改良されたのが足の蹄です。蹄にゴムをつけ 滑りにくくされました。

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再度組立です。

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こうして見ると本当の馬と同じ動きをします。

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幌馬車の車輪を切り出して削り終えたところです。

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このように治具の上に並べていきます。

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ベルトクランプで縛り上げ、横からクランプで圧着します。精度の良い物を作ろうと思うと、精巧な治具が必要ですね。

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組上がった車輪です。Gちゃんの大八車の作り方を参考にされたということですが、Gちゃんこんなに精巧に作れません(^_^;)

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幌馬車の板バネです。ホームセンターの材料で作っておられますよ。 板バネの仕組みもお伝えしましたが、想像以上の出来にGちゃん言葉が出ません(ーー;)

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車輪を止めるボルトです。小さなベアリングも付けられています。

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組上がるとこんな感じになります。

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幌馬車の土台の枠組です。

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前後左右の側面の杉板ですが、最終的にはタモ板を採用されました。

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樽や幌等、写真に写っているものすべて手作りです。

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カウボーイは昔買われたブルースリーの人形ですが、膝の上に乗っているウインチェスター銃は手作りです。 ランプは100円ショップで見つけられた鳥かごにLEDを付けれました

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後ろから見るとこんな感じです。後ろの戸の真ん中は、折りたたみ式の階段です。まだ小物を付ける前ですが、忠実に再現してあります。

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全体像です。

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同じく後ろから。

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こうして見ると本物の幌馬車ですね。

動いているところは、動画でどうぞ(*^^*)

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現在は、中野さんのお友達のお店に飾ってありますよ。

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