GちゃんDIY奮闘記

Diy workshop 製造所G

軽トラック改造

レカロシートの取付方

拡大します

手ごろな価格で中古のレカロシートが2脚有りましたので買って付けました。。
軽トラのシートを交換しようと思っても、車内が非常に狭いため、シート交換するにはチョット工夫が必要です。 ジャンボとアクティはどちらもフルキャブのため、タイヤハウスが邪魔になります。 グッドポジションには、なかなか難しいです。

純正シート
シートの座面にスライドレールを組み込んでいるため非常に薄く作ってあります。乗降性は良いですが、乗り心地が悪くなっています。
同型の1BOXシート
ポン付け出来る物が多く、肘当ても付いていて豪華です。背もたれが分厚い分、少し前に来ます。
フルバケットシート
座面も背もたれも非常に薄いため、社外シートの中ではドライビングポジションが一番良いシートと思います。 但し、非常に乗り降りがしにくくなります。
セミバケットシート
フルバケットシートより乗り心地と乗降性は良いですが、座面や背もたれが分厚い分フルバケットシートよりドライビングポジションが悪くなります。
他の車のシート
豪華なシートほど、座面と背もたれが分厚いため軽トラの車内には付けにくくなります。 以前ジャンボにジムニーシートを付けていましたが、ハイポジションでした。但し乗り心地は良かったです。
シート選びのコツは!
軽トラに他のシートを付ける場合は、薄くてなるべく小さいシートを選ぶようにした方が、ドライビングポジションと乗降性が少しでも良くなります(*^^*)

拡大します

シート交換で苦労するのがヘッドレストの取り外しです。ヘッドレストのビスは非常にきつく締めてあり、 インパクトドライバーでも緩まないので、パイプレンチで外しました(^_^;)
下側の2本を外してから矢印の方に回せば、上の1本は簡単に緩みます。
パイプレンチでの緩め方は、Gちゃんの知恵袋なめたボルト・ビスの外し方を見て下さい。

拡大します

これが外した運転席側の純正シートです。純正シートは、4本のボルトで止まっていますので、ボルトを緩めると簡単に外せます。 写真の撮り方が悪いのでわかりづらいですが、4本の足の高さと取付の幅がすべて違いました。 メーカーさん、ほんとに苦労して設計されたと思います。

拡大します

 ステー位置が複雑なので、純正シートをばらしてステーを利用する事にしました。

拡大します

仮付けして、レベルを見ているところです。シートレールをつけたいと思いましたが、タイヤハウスが邪魔で 座面が高くなり、ポジションが悪くなるので諦めました。 シートスライドは出来ませんが、1mmでも低くなるよう据え付けますので乗降性も良く、ドライビングポジションも良くなります。

拡大します

赤い丸印の背もたれ調整レバーは回しにくいので、運転席と助手席を逆さにして利用してます。
黄色の丸印は高さ調整のため、鉄管を切ってボルトで挟んで高くしています。

拡大します

ドア側の後のステーです。 微調整にナットを挟んで止めています。

拡大します

ドア側の前のステーです。ドア側は後と前を別々に付けました。

拡大します

運転席のシートは、後側を少し上げた方がドライビングポジションが良くなるので、左の写真の鉄管を切った物を挟んでボルトで止めました。 ボルトも長い物を使っています。

拡大します

アクティはアームレストが出ていますので、シートとアームレストの隙間はほとんど有りません。
シートのセンターをハンドルのセンターに合わすとこの位置になりました。 アクティはアームレストが豪華な分、シートの取付幅が狭くなります。

拡大します

シートを前側に倒すとシート下のヒューズ交換も純正シートと同じように出来ます。 HA9型は、キャビンも広いので満足した付け方が出来ました。

拡大します

助手席のシートを外したところです。 黄色の丸印の4箇所で止まっています。

拡大します

純正シートと同じように跳ね上げ式にしたいので、HCから重いドア用の旗丁番を 買ってきて利用してます。旗丁番は右用・左用があるため、各1個ずつ買いました。フラットバーに溶接して止めていますが、ボルトでも十分止まります。

拡大します

前側は、純正シートと同じようにゴムを付けました。

拡大します

純正シート程上がりませんが、荷物を置く事も出来るようにしています。

拡大します

ダンパーを1本を利用することにしました。

拡大します

ダンパーを取り付けた写真です。ボディ側の穴は最初から空いている穴を利用しましたので加工していません。 ワンタッチで上げ下ろしができますので、便利になりました。(2012/03/25改造)

拡大します

助手席シートの取付のポイントは、シートを前に出し背もたれの角度を出来るだけ緩くする事です。 また運転席と違い何も持たずに座るので、ヒップポイントは、少し下げ気味の方が良いかと思います。

この取付方で、車検はOKと思いますが、純正シートの取付に比べて甘いので、参考にされます時は十分補強して下さい。

次のページに行く


ハイゼット改造